本書院のメンバー髙山氏(EAA特任助教)の共訳「フィリップ・ラクー゠ラバルト「ヘルダーリンからマルクスへ──神話、模倣、悲劇」が東京都立大学・西山雄二研究室紀要『 Limitrophe(リミトロフ) 特集=フィリップ・ラクー゠ラバルト/ジャン゠リュック・ナンシー』(2024年3月)に掲載されました。
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目次
特集 フィリップ・ラクー゠ラバルト/ジャン゠リュック・ナンシー(責任編集=柿並良佑)
巻頭言 西山雄二 p. 1
序文 柿並良佑 p. 4
フィリップ・ラクー゠ラバルト「ヘルダーリンからマルクスへ──神話、模倣、悲劇」(訳=髙山花子・柿並良佑) p. 7
益敏郎「ラクー゠ラバルトとヘルダーリン、あるいはドイツ的現代性」 p. 23
上田和彦「ラクー゠ラバルトによるブランショ」 p. 36
長谷川祐輔「崇高の二重化とアナムネーシスの問い──ラクー゠ラバルトとリオタール」 p. 54
渡辺健一郎「原としての演劇──ラクー゠ラバルトの演劇/哲学」 p. 71
白江幸司「波打ち際のラクー゠ラバルト──トラウマと存在‐類型論」 p. 87
ジャン゠リュック・ナンシー「文学的共同体という概念をめぐって」(訳=小田麟太郎・山根佑斗) p. 94
山根佑斗「『無為の共同体』への導入」 p. 109
小田麟太郎「ジャン゠リュック・ナンシー「無為の共同体」、「「文学的共産主義」」を読む──共同体と書くことの問題」 p. 116
安藤歴「ジャン゠リュック・ナンシー「途絶した神話」、「〈共同での存在〉について」を読む」 p. 137
楊芊蔚「ジャン゠リュック・ナンシー「有限な歴史」を読む」 p. 153
中田崚太郎「自己放棄と第三の共同性──『明かしえぬ共同体』再読」 p. 164
山本源大「子どもの誕生について──ジャン゠リュック・ナンシーのヘーゲル読解を手がかりに」 p. 172
山根佑斗「彼方へと曝されて共に在ること──ジャン゠リュック・ナンシー『複数にして単数の存在』を読む」 p. 182