総合文化研究科准教授でEAAメンバーの星野太氏が『食客論』を講談社より刊行しました。
食客論
星野太 著
【内容紹介】
傍らで食べるもの――それはだれか?
ロラン・バルト、ブリア=サヴァラン、フーリエ、ルキアノス、キケロ、カール・シュミット、ディオゲネス、九鬼周造、北大路魯山人、石原吉郎、ポン・ジュノ、メルヴィル、アーレントらのテクストに潜む、友でも敵でもない曖昧な他者=「食客」。彼らの足跡をたどり、口当たりのよい「歓待」や「共生」という言葉によって覆い隠されている、「寄生」の現実を探究する。
【目次】
第一章 共生
第二章 孤食
第三章 口唇
第四章 食客
第五章 海賊
第六章 異人
第七章 味会
第八章 坐辺
第九章 飲食
第十章 寄生(プロローグ)
あとがき
EAA Forum 21 大学“書院”教育模式的経験与思考
EAA Scholars Collection No.1 王欽著『悬而未决的主权决断──论卡尔·施米特及其他』