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サーギル博士と巡る東大哲学散歩 場の地理学的解釈に向けて

サーギル博士と巡る東大哲学散歩 場の地理学的解釈に向けて

EAAユースの円光門氏の共著書『サーギル博士と巡る東大哲学散歩 場の地理学的解釈に向けて』がシーズ・プランニングより刊行されました。

 

サーギル博士と巡る東大哲学散歩 場の地理学的解釈に向けて

ジェームズ・サーギル、円光 門 著

 

【内容紹介】

「地理は全てに関係しており、全ては地理学的な観点から考えることができる」。これは、哲学や歴史学、人類学など幅広い人文学的知見を用いて「場」を解釈する文化地理学者ジェームズ・サーギル博士と共に、東京大学のさまざまな「場」について考えていく実験の書である。2年間にわたり「東京大学新聞」に連載された「サーギル博士と歩く東大キャンパス」が、加筆・修正を経て日本語・英語併記の新書判で登場。サーギル博士による書き下ろしの序論も収録。

【内容】

序章:世界を想像する―地理的思考の重要性について
1 赤門:門が作る「不在」と「摩擦」
2 三四郎池:人工と自然の絶え間ない闘争
3 駒場1号館:覆い隠される1号館
4 総合図書館:歴史とは痕跡の取捨選択
5 駒場池:迷信がもたらす意味
6 数理科学研究棟:無機質性の背後にある有機性
7 オンライン授業:オンライン授業は「場」の欠如か?
8 オンライン空間:オンライン空間における時間経験
インタビュー:コロナ禍の世界空間