「私たちはどのような世界を想像すべきか 東京大学 教養のフロンティア講義」が株式会社トランスビューより2021年5月25日に刊行されます。
本書はEAAが2020年度に行った学術フロンティア講義を収録したものです。
「私たちはどのような世界を想像すべきか 東京大学 教養のフロンティア講義」
【内容紹介】
災害、疫病、環境、科学技術、宗教……
不確実な時代において、
30年後の未来を考えるために
〈世界〉と〈人間〉を学問の最前線から捉え直す11講
【目次】
第1講 「人新世」時代の人間を問う——滅びゆく世界で生きるということ…………田辺明生
第2講 世界哲学と東アジア…………中島隆博
第3講 小説と人間——Gulliver’s Travelsを読む…………武田将明
第4講 30年後を生きる人たちのための歴史…………羽田正
第5講 脳科学の過去・現在・未来…………四本裕子
第6講 30年後の被災地、そして香港…………張政遠
第7講 医療と介護の未来…………橋本英樹
第8講 宗教的/世俗的ディストピアとユマニスム…………伊達聖伸
第9講 「中国」と「世界」——どこにあるのか…………石井剛
第10講 AI時代の潜勢力と文学…………王欽
第11講 中動態と当事者研究——仲間と責任の哲学…………國分功一郎・熊谷晋一郎
東アジア藝文書院2020年度活動報告書
【論文掲載】Literature, Powerlessness, and Modernity: A Reading of Takeuchi Yoshimi's “What Is Modernity?”