EAAの「一高プロジェクト」(第一高等学校時代の中国人留学生に関するプロジェクト)では、昨年度より「一高中国人留学生と101号館の歴史展」の展示企画を進めてまいりました。この度、その展示品に関するパンフレットを刊行する運びとなりましたのでお知らせいたします。
なお本展示は、会場1(101号館エントランス)と会場2(駒場図書館1階展示コーナー)にてそれぞれ開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染拡大という事態を受け、会場2の展示は延期となりました。現在、会場1のみにて展示を行っています。本パンフレットには会場1と2の展示品すべてについての解説が掲載されていますので、会場1にて是非お手にとってご覧ください。
※本展示は東京大学教養学部創立70周年記念イベントの一環として位置づけられるものでもありました。
【会場1の展示の様子】
会場1(101号館エントランス)の展示の様子を撮影した動画です。
(EAA特任研究員・髙山花子 撮影)
【パンフレットの表紙】
【パンフレットの内容紹介】
・「開催に寄せて」(東京大学大学院総合文化研究科長・教養学部長 太田邦史)
・「ごあいさつ」(東京大学東アジア藝文書院長 羽田正)
・「会場1(101号館エントランス)展示品概要」(宇野瑞木・高原智史・宋舒揚)
・「会場2(駒場図書館1階展示コーナー)展示品概要」
「清国留学生受け入れの始まり」(田村隆)
「清国留学生受け入れの準備と提携」(川下俊文)
「清国留学生の学業」(鶴田奈月)
「景定成の一高留学と革命運動」(川下俊文)
「一高における特設高等科設置と一高の駒場移転」(高原智史)
「一高における日中学生の交流」(宇野瑞木)
「一高における体育活動と中国人留学生」(宋舒揚)
・「関連年表」(高原智史・宋舒揚 作成)
・「清国留学生年表」(鶴田奈月 作成)
・「展示品目録(会場1)」
・「展示品目録(会場2)」
・「参考文献一覧」