東京大学と北京大学のジョイントプログラムである東アジア藝文書院(East Asian Academy for New Liberal Arts, EAA)は、「リベラル・アーツとしての東アジア学」を標榜して、東アジアから世界と人間を問い直す新しい学問を構築することを目指しています。
2020 年度には教養学部後期課程に学融合プログラム「東アジア教養学」が開設され、選抜されたEAAユース生が活動を行っています。
このたび下記の要領で第3期ユース生を募集することとなりました。東アジアからの新しいリベラル・アーツを共に創造したいという意欲ある学生のみなさんの応募をお待ちしております。
- 学融合プログラム「東アジア教養学」プログラムの特徴
(1)徹底した講読・議論の演習授業
古今東西の経典テクストを読む共同作業を通じて、「リベラル・アーツとしての東アジア学」の基礎を学びます。
(2)夏冬の東京/北京合宿で討論
東京大学と北京大学の双方からプログラム生が参加するサマー/ウィンタープログラムを通じて、交流しながら共に学びます。参加費用は EAA が負担します。
(3)北京大学への短期留学
北京大学 EAA との交換留学制度(授業料不徴収、単位互換)が設けられています。留学に当たっては往復 1 回分の渡航費を EAA が負担するほか、奨学金が支給されます。
(4)国際インターンへの派遣
企業からのご支援を得てインターンシップを実施します。
(5)トライリンガルスキルの実践
トライリンガルプログラム(TLP)の延長として、英語・中国語・日本語のトライリンガル教育を行います。
*「東アジア教養学」の各科目は全学の後期課程生及び内定生に開かれていますが、プログラム生になると、上記のさまざまな活動に優先的に参加することができます。また、 EAAの展開する研究活動の最前線に関与していくことができます。EAAの研究活動については公式サイトをご覧ください。 - 参加・修了要件
教養学部所属であるか否かを問わず、学部後期課程に所属するすべての学生が選抜を経て参加することができます。プログラムの定めによる単位を取得することによって、修了証を得ることができます。 - 募集人数 10 名
- 応募要件
英語(IELTS7.0 もしくはTOEFL iBT100)、中国語(HSK5 級)、日本語(N1)のすべてに相当すると認めうる言語運用能力をもち、かつ以下のいずれかの条件を満たす者。
(1)2022 年度 S セメスターにおいて学部後期課程に所属している者。
(2)PEAK 生のうち2022 年度 A セメスターから後期課程へ進学見込みの者。 - 応募方法及び応募締め切り
エントリーフォーム(EAAユース)
応募締切 2022 年1月 24日(月)午前9時
*エントリー後EAAより連絡がない場合、下記アドレスよりお問い合わせください。 - 選抜方法
書類選考を経てEAA 教員が面接を行います。2022年1月下旬予定 - ガイダンス
ガイダンスは、1月5日(水)、7日(金)、13日(木)、14日(金)、17日(月)の昼休み(12:15~13:00)に、101号館EAAセミナー室において対面とZoom併用で行います。
ガイダンスはこちらからご参加ください。*大学のアカウントをご使用ください(事前登録不要) - 問い合わせ先
東アジア藝文書院 E-mail: riewatanabe [at] g.ecc.u-tokyo.ac.jp *[at]を@に置き換えてください。
2月オンライン集中講義(A2ターム)
【刊行情報】EAA Dialogue (8) (宮本久雄先生×中島隆博先生)