【日時】2024年2月14日(水)14:00~16:30
【場所】101号館EAAセミナー室
議員連盟は何らかの目的を共有した国会議員が一定の組織を備えて活動する任意団体である。時には政治・政策過程に多大な影響を及ぼすにもかかわらず、その活動や役割への包括的な観察や分析はこれまで行われてこなかった。このような状況を顧み、本研究会では科学研究費(基盤研究C)「現代日本政治における議員連盟の研究」と連携して問題提起を行い、多様な角度から研究方法を検討する機会を持ちたい。議員連盟には特定の政策を実現することを目的としたものもあれば、外国との友好関係を促進するもの、さらには趣味の集まりまである。こうした多岐にわたる議員連盟の活動実態を明らかにすることで、現代日本政治に対する理解を深める研究会としたい。
プログラム
14:00〜14:10 趣旨説明 具裕珍(EAA特任准教授)
14:10〜14:40 報告1
「議員連盟の研究とその方法について―データ収集とその限界」
具裕珍(EAA特任准教授)
14:40〜15:20 報告2
「1990年代以降の議員連盟の活動―読売新聞の記事を手がかりとして(仮)」
朴志善(岡山大学准教授)
15:20〜16:00 報告3
「国会で議員連盟はどのように言及されてきたか? ―国会会議録による分析」
田中雅子(流通経済大学准教授)
16:00〜16:30 総合討論
主催:東京大学東アジア藝文書院(EAA)・科学研究費(基盤研究C)「現代日本政治における議員連盟の研究」
Japanese Philosophy Network 第4回研究会
第11回駒場哲学フォーラム