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おおくすセミナー(第25回 藝文学研究会)「病とは何か――古代中国と日本における「病、膏肓に入る」の話を読む」

【日時】2024年9月21日(土)15:00-16:30

【場所】おおくすハウス(徳島県三好郡東みよし町加茂1411−1)

    Zoom
    ※こちらよりお入りください(https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/89209660297)。

【言語】日本語

【概要】2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界中で猛威を振るい、人類社会に多大な影響を与えた。多くの人々が突然の恐ろしい病の出現に対して不安を抱き、その正体や原因について思いを巡らせた。
「病とは何か」という問いに対して、人類の歴史にはさまざまな記載や語りが存在している。本セミナーでは、特に古代中国と日本における「病、膏肓に入る」という諺・故事成語に注目する。この話が見られる中国の書物や、日本の『今昔物語集』をはじめとする話を取り上げ、病に対する古代の人々の認識や対処法などを読み解き、病がどのように認識され、どのような文化的背景の中で語られてきたかを明らかにし、古代における病の概念の一側面について、理解を深めることを目的としている。

【報告者】 伊丹(東京大学東アジア藝文書院特任研究員)

【コメンテーター】山泰幸(関西学院大学)

【司会】 田中有紀(東京大学)