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ファインバーグ教授武見賞受賞記念シンポジウム―科学・教育・健康における国際協力―

公益信託 武見記念生存科学研究基金は、ハーバード大学のプロボスト(学長相当)並びに米国医学研究所(現医学アカデミー)会長を務めたハーヴェイ・ファインバーグ教授の武見記念賞受賞を記念するシンポジウムを開催いたします(English event page is here.)。

第1部では、ファインバーグ教授並びに武見奨励賞受賞者である坂元晴香東京女子医科大学准教授の授賞式およびご講演、第2部では、上海科技大学の御子柴克彦教授、慶應義塾大学の安井正人教授、日本工学アカデミーの小泉英明顧問(本シンポジウム準備委員会委員長)、ハーバード大学のマイケル・ライシュ名誉教授から基調講演をいただいた後、武見記念賞・武見奨励賞の受賞者を交え、複数の学問領域、異分野の組織を超えた全体討議(トランスディシプリナリー・トーク)を行います。本シンポジウムでは、武見太郎氏の「生存科学(人間全体を包括する学問)」という考えを踏まえ、異分野の登壇者によるトランスディシプリナリーな議論を通じて世界の最尖端を俯瞰し、人間にとってより望ましい新たな未来と方向性を見出すことを目指します

主催:公益信託 武見記念生存科学研究基金
協力:公益財団法人 日本国際交流センター(JCIE)(Peatixを通じた参加申込み管理など、本イベントの事務局業務を一部担当します)

 

本イベントにご参加をご希望の方は、事前のご登録(チケットお申し込み)が必要です(参加費:無料)。こちらよりお申し込みください。

 

タイムテーブル:

開場・受付 12:30〜

第1部:

授賞式・記念講演[13:00-14:15]

13:00-13:20 開会・授賞式
開会の辞―笠貫 宏 公益信託 武見記念生存科学研究基金運営委員長
挨拶―武見敬三 参議院議員
選考過程の報告と授賞式―笠貫 宏 運営委員長

13:20-13:35 武見奨励賞講演「人新世のグローバルヘルス―生命が脅かされる時代において医療の果たす役割とは」
坂元晴香 東京女子医科大学 衛生学公衆衛生学分野 グローバルヘルス部門准教授

13:35-14:05 武見記念賞講演「科学・教育・健康における国際協力」
ハーヴェイ・ファインバーグ ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団理事長

14:05-14:15 休憩

第2部:

ファインバーグ教授とのTD(Trans-disciplinary)-Talk[14:15-16:40]

モデレーター:
武見敬三 参議院議員
丸井英二 人間総合科学大学教授

14:15-15:25 基調講演(各15分)

1.自然と人間の調和を目指した科学技術―今、その最先端はどこへ向かうのか?
御子柴克彦 上海科技大学免疫化学研究所教授

2. 人新世の医学・医療のゆくえーデジタルバイオマーカーによる健康増進
安井正人 慶應義塾大学医学部薬理学教室教授

3. 「人類の安寧とより良き生存」を目指す国際アカデミー連合と「生存科学」の視座
小泉英明 公益社団法人 日本工学アカデミー顧問(前上級副会長・前国際委員長)、シンポジウム準備委員会委員長

4. プラネタリーヘルス倫理原則に関する一考察
マイケル・ライシュ ハーバード大学名誉教授

15:25-16:30 武見記念賞・武見奨励賞の受賞者を交えた全員討議

16:30-16:35 ファインバーグ教授による総括コメント

16:35-16:40 閉会の辞 小泉英明 シンポジウム準備委員会委員長

*同じ階の203号室へ移動(受賞者・関係者写真撮影)

レセプション[17:00~18:30](203号室)

*なお、本イベントは、登壇者による講演や討議を中心に構成するシンポジウムとなっており、ご参加者から質疑をお受けする時間が限られますので、登壇者とのご交流のため、ぜひ積極的にレセプションへのご参加をご検討ください。

会場:

学士会館 210号室

会場住所:
東京都千代田区神田錦町3-28