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EAAシンポジウム「明治日本における東アジア哲学の起源」

EAAシンポジウム「明治日本における東アジア哲学の起源」

開催日時:2021年9月14日(火)13:00~17:30

場所:駒場キャンパス101号館EAAセミナー室(申込不要)・Zoom(要事前登録)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZcrc-irrTgvHNaOHIu2WJvsOsYpCh_A-TrG

開催要旨:
東アジア哲学の起源はどこか。たとえば、日本における哲学の起源を考えるとき、日本哲学のみならず、中国哲学の展開も考えなければならず、日本哲学の起源は、結局、全体としての東アジア哲学の起源という問題で論じる必要がある。また、明治日本においては、西周や福澤諭吉などの啓蒙思想家たちの思索や著述だけではなく、制度化した哲学教育による影響も注意すべきである。東京大学やその後身である帝国大学、さらには旧制第一高等学校にも至る哲学教育プログラムに参与した人々の思索を検討したい。

プログラム(敬称略):
13:00-14:00 
基調講演「「東洋哲学」誕生の契機としての東京大学と明治中期」 
佐藤 將之(国立台湾大学哲学系教授)
14:15-15:45 
発表「井上哲次郎の見果てぬ夢ー東西比較哲学と「日本哲学」」 水野 博太(東京大学ヒューマニティーズセンター特任助教)
コメンテーター 林 永強(獨協大学国際教養学部准教授) 
発表「東洋哲学としての老荘思想受容―夏目漱石の場合」 胡 潁芝(明治大学研究・知財戦略機構研究推進員)
コメンテーター 片岡 真伊(EAA特任研究員)
16:00-17:30
発表「近代日本の陽明学の展開 」 山村 奨(昭和薬科大学非常勤講師)
コメンテーター 田村 正資(EAA特任研究員)
発表「井上哲次郎の大我小我論と「東洋哲学」」 郭 馳洋(EAA特任研究員)
コメンテーター 工藤 卓司(県立広島大学准教授)

司会:張 政遠(総合文化研究科准教授)

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