人文・社会科学系研究の持つ価値の形は、さながら万華鏡―kaleidoscope―で見るように多様です。それを引き出す研究支援はどうあるべきでしょうか。人文・社会科学系研究のコアバリューを引き出すアプローチを考えます。
※最新の情報は東京大学ウェブサイトにてご確認ください。
【プログラム】
3月7日(木)鉄門記念講堂(オンライン配信あり)[定員200名|先着順]
13:30 開場・受付(オンライン開場は13:45)
14:00-14:05 開会挨拶
14:05-14:15 文科省からの話題提供(調整中)
14:15-14:35 講演「人社系研究のコアバリューを引き出すファンディングのあり方とは
―RISTEXの経験から―」
小宮 泉(JST/RISTEX企画運営室 企画・SIPグループ 副調査役)
14:35-15:15 講演「人社系研究を伴走支援するアカデミック・インキュベーション」
岡田 弘太郎(一般社団法人デサイロ 代表理事)
柳澤 田実(関西学院大学神学部 准教授)
15:15-15:45 講演「社会に価値をもたらす知―産学官連携から考える人社系研究」
南 了太(京都精華大学国際文化学部 准教授)
15:45-16:05 休憩
16:05-16:35 講演「人社系研究のコアバリューとは─対話の場から見えるもの」
齋藤 希史(東京大学大学院人文社会系研究科 教授/
東京大学連携研究機構ヒューマニティーズセンター長)
16:35-17:25 パネルディスカッション
「人社系研究のコアバリューを引き出すアプローチとは」
17:25-17:30 閉会挨拶
*18:00より会場と同じ建物にて情報交換会(会費5,000円)を開催 [定員80名|先着順]
3月8日(金)医学部図書館333会議室(対面のみ)[定員60名|先着順]
9:00 開場・受付
9:30-14:00 ワークショップ「ひみつの研究道具箱 JINSHA ver.」
(途中、昼休憩あり)
ファシリテーター 松山 桃世(東京大学 生産技術研究所 准教授)
「ひみつの研究道具箱」は東京大学生産技術研究所で研究開発中の最新技術がカードになったゲームです。市民と研究を共有し、ともに方策と可能性について考える、Responsible Research and Innovation(責任ある研究とイノベーション)のための科学コミュニケーションツールとして、松山研究室で開発されました。本ワークショップでは、このツールを使って、複雑な社会課題の前で人文・社会科学系研究の「知」と最新技術がどのようにコラボレーションし得るか、そのあり方を参加者で考えます。
【参加申込】
https://forms.gle/ZKWBztk4hhLPjTV98
申込締切:3月6日(水)正午(定員に達した場合は、これより前に締め切ります。)
【参加費】
無料(情報交換会は別途参加費5,000円)
【定員(先着順)】
1日目 現地 200名(オンライン 1,000名)|情報交換会 80名
2日目 現地 60名(オンラインなし)
【対象】
URA、研究者、事務職員、府省・資金配分機関担当者、民間企業、大学院生等
【会場へのアクセス】
・ 東京大学本郷キャンパス
・ 1日目|鉄門記念講堂(医学部教育研究棟14階)
・ 2日目|医学部図書館333会議室
【主催】
東京大学リサーチ・アドミニストレーター推進室
※東京大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)とその活動については、ウェブサイト「UTRA Commons」をご参照ください。
【共催】
東京大学 ヒューマニティーズセンター、大阪大学 経営企画オフィスURA部門、京都大学 学術研究展開センター、筑波大学 URA研究戦略推進室、琉球大学 研究推進機構研究企画室、早稲田大学 研究戦略センター、北海道大学 大学力強化推進本部研究推進ハブ統合URA研究マネジメントステーション、横浜国立大学 研究推進機構、中央大学 研究推進支援本部、広島大学 未来共創科学研究本部研究戦略部研究戦略推進部門、東北大学 研究推進・支援機構リサーチ・マネジメントセンター、新潟大学 経営戦略本部UA室、神戸大学 学術研究推進機構学術研究推進室
【後援】
株式会社エッセンス、一般社団法人デサイロ
人文・社会科学系分野特有の支援の方法などに関する相談・情報交換の場として、2014年、阪大・京大・筑波大のURAでネットワークを発足しました。URA、研究者、事務職員、府省・資金配分機関担当者などが、ともに人文・社会科学系分野のよりよい研究推進のあり方を議論する場として、ネットワーク参加機関が幹事校となって年に一度「人文・社会科学系研究推進フォーラム」を開催しています。