第9回 6月14日(金)
中島 隆博 (東京大学東洋文化研究所)
「人間復興と精神復興」
関東大震災の後、多くの復興事業が手がけられた。その一つに、湯島聖堂の復興がある。1935年にその再建が完成し、儒道大会が開かれた。これは近代における儒教とは何かをあらためて考えさせるものであった。ここでは、帝都復興の傍ら、儒教を通してどのような人間復興が構想されていたかを考えてみたい。それは儒教が中国大陸においても復興しつつある今日において、東アジアにおける人間概念の再構築をわたしたちに迫るものでもある。
EAAトークシリーズ ダイキン東大ラボ後援 空気のデザイン—共に変容する(Designing Air—Through Changing Together)
第2回「空気のブランドのデザイン」
第13回駒場哲学フォーラム