第9講 6月10日(金)
柳幹康(東洋文化研究所、中国仏教思想史)
「仏教から見た共生:私ひとりで幸せになれるのか?」
本講義では共生(共に生きること)について、仏教の観点から分析する。もし共生を否定するのであればそれは、自分の利益のためであれば他者を犠牲にしても構わないという自己本位的な考え方に基づくであろう。しかしながら、他者の犠牲のうえに個人の幸せは本当に実現するのであろうか。この問題について、共生をめぐり仏教で為されてきた議論を振り返りつつ、生と死に関する仏教の世界観をふまえたうえで改めて考えたい。
第7回 EAA「民俗学×哲学」研究会
「異人論を再考する」
「異人論を再考する」
EAAワークショップ
「The Philosophy of College Education」