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学術フロンティア講義「30年後の世界へ」

第8回 学術フロンティア講義
「30年後の世界へ——ポスト2050を希望に変える」

第8回 6月7日(金)

野澤 俊太郎 (東京大学教養学部/東アジア藝文書院)
「空間・技術・創造力——建築史からの示唆」

鉄、ガラス、コンクリートのみならず、電光もまた近代建築を構成する特徴的な要素の1つです。日本において多くの人々が一般的に電光のある生活をするようになったのはちょうど100年ほど前のことですが、それは人々の空間に対する認識をすっかり変えてしまったばかりでなく、これまでにない新しい空間の創造を助長しました。本講義では、そのプロセスに光を当てながら、今日へのささやかな示唆を導き出してみたいと思います。