第2講 4月14日(金)
中島隆博(東洋文化研究所 所長・東アジア藝文書院)
「花する空気」
「空気の価値化」を考える際に重要なことは、誰にとってという問いを問うことである。すぐさま人間にとってと答えたくなるのだが、人間以外の存在者にとっても、空気は重要である。人間と人間以外、あるいは人間の中に引かれた分断線を乗り越えるような「価値化」を空気を通じて行うことが求められている。それは人間の再定義から始まるだろう。それをHuman Co-becomingもしくはHuman Co-floweringという新しい概念のもと、一緒に考えてみたい。
Lecture Series “Eastern Aesthetics as a Field in Progress” The fourth session
Violence as Medium: Body, Relationality, and Autonomy in the Performance Art of Lin Yilin and Wafaa Bilal
EAA「世界哲学」ワークショップ
Philosophy and Post-Europe