日時:2025年1月30日(木)12:10-13:00
場所:駒場キャンパス101号館11号室(EAAセミナー室)
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発表者:永井久美子(総合文化研究科准教授)
司会 :清水 剛(総合文化研究科教授)
「世界三大美人」に数えられることがある小野小町。なぜ「日本代表」が小野小町なのか、その背景をめぐる研究を、発表者はこれまでに行ってきた。平安朝の歌人に「日本文化」の粋を見出そうとする発想が、近代以後の小町伝説の根底にある。大正時代を代表する「美人」とされた九条武子と柳原白蓮がともに歌集を出版した人物であったことも、明治・大正期の「美人観」の特徴の一つである。歌が「美」の評価と結びつく風潮について、記紀神話に登場する衣通姫(そとおりひめ)に遡る源流とその変容を辿ってみる。
主催:東アジアリベラルアーツイニシアティブ
第3回 明治思想史共同研究会
明治前期における「革命」観の形成と発展
第17回駒場哲学フォーラム
再読されるアンドレ・ゴルツの脱成長思想 賃労働の拒絶と自由時間の内実をめぐる政治