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EALAI研究セミナー 第4回
「中国・中央アジアのシリア・キリスト教: 近年の発見を中心に 」

「中国・中央アジアのシリア・キリスト教: 近年の発見を中心に 」

日時:2024年12月12日(木)12:10-13:00

場所:駒場国際教育研究棟(KIBER) 314会議室(対面のみ定員50名)

発表者:高橋英海(総合文化研究科教授)
司会 :月脚達彦(総合文化研究科教授)

シリア語を典礼用語とするキリスト教徒の集団は遅くとも紀元5世紀までには中央アジアのメルヴ、7世紀には長安に到達し、中国では「景教」の名で知られた。これらのキリスト教徒が残した遺物としては、西安の「大秦景教流行中国碑」、敦煌出土の漢文文書、トルファン出土のシリア語、ソグド語、トルコ語文書などが知られていたが、21世紀に入ってからも中国各地、キルギス、カザフスタンなどで新たな発見が続いている。今回の報告では、洛陽の景教経幢、霞浦マニ教文書のキリスト教的要素、トルファンでの新たな発掘成果、新疆奇台県唐朝墩の教会などの新発見を取り上げ、その意義について考察する。

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主催:東アジアリベラルアーツイニシアティブ