日時:2024年5月30日(木)12:00-13:00
場所:駒場Ⅰキャンパス 101号館11号室
EAAセミナー室(学内限定)
発表者:岩月純一(総合文化研究科教授)
司会:月脚達彦(総合文化研究科教授)
前近代には漢字とともにその偏旁を組み替えてつくった独自のチュノムを使っていたベトナムでは、フランス植民地時代を通じてローマ字表記のベトナム語が普及したが、1990年代以降の伝統文化の見直しにともない、チュノムを使った文字生活の空間が少しずつ開かれるようになってきた。宗教、書道、そしてネット空間におけるチュノム使用の現況について概観するとともに、現代のベトナム語をチュノムで表記する際の問題点について考える。
主催:東アジアリベラルアーツイニシアティブ
Japanese Philosophy Network 第6回研究会
雑種文化の可能性——加藤周一、芥川龍之介、アナトール・フランス