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【日時】2025年3月25日(火) 10:30開始
【場所】東京都文京区 文京シビックホール 小ホール(入場無料)
【言語】日本語
【主催】東京大学東アジア藝文書院潮田総合学芸知イニシアティヴ
四川音楽学院
【概要】17世紀以降、中国の音楽や文化の影響を受けて創作された外国の作曲家の作品を紹介しながら、中国の古琴、川劇の変面、そしてバイオリン、ギター、ピアノ、バリトンの魅力を体感していただきます。
【事前登録】こちらからご登録ください(先着320名)。
https://forms.gle/QrhUNc1Ko34nZg5p6
【出演】
開会挨拶・総合司会:田中有紀(東京大学東洋文化研究所准教授)
司会・ピアノ:王文
中国四川音楽学院教授、日本エリザベト音楽大学大学院博士、東京大学東洋文化研究所訪問研究員、スイス・パウロ・ザハ音楽基金会訪問研究員。
王文氏は長年にわたり、中国音楽と文化が西洋音楽に与えた影響の研究と実践に従事している。2018年から、フィリピン出身のギタリストジョセフ・ペレス・ミランディリャ(Joseph Perez Mirandilla)氏とともに、「世界を揺るがす中国風――外国人が作曲した中国風作品シリーズ音楽会」を企画し、各界から高い評価を得ている。
ギター:Joseph Perez Mirandilla(ジョセフ・ペレス・ミランディリア)
フィリピン出身のギタリスト、中国四川音楽学院ギター教授。
ジョセフ氏はフィリピンのサントトマス大学ギター演奏専攻を卒業後、同大学で教鞭を執り、2005年に日本のエリザベト音楽大学に留学し修士号を取得。世界的に有名な現代音楽アンサンブル「Ensemble NOMAD」の芸術監督、佐藤紀雄教授に師事。近年は、中国、ドイツ、日本、シンガポール、ベトナム、フィリピンなどで定期的にソロリサイタルやマスタークラスを開催。また、ドイツおよびアメリカで個人アルバムをリリースしている。
バイオリン:王微致
バイオリスト、国家一級演奏家、中国のバイオリン演奏分野のダブル博士号保持者であり、現在中国で最も高い学歴を持つバイオリン奏者の一人。ドイツに18年間留学し、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学博士号、ドイツ・ハノーファー音楽演劇大学博士号を取得。中国四川音楽学院特任教授、成都音楽家協会副会長。
王微致氏は1997年にドイツで初のコンサートを開催して以来、これまでに24か国・地域で数百回に及ぶ公演を行ってきた。演奏した音楽ホールには、日本のサントリーホール、バーデン=バーデンのフェストシュピールハウス、ベルリン・フィルハーモニーホールなど世界的に有名な会場が含まれる。
バリトン:王海清
中国四川音楽学院青年教師、韓国三育大学声楽パフォーマンス博士。
東京国際音楽コンクール芸術歌曲部門第2位、第12回中国音楽金鐘賞四川地区銅賞、金芙蓉音楽コンクール美声部門銀賞など、多くの賞を受賞している。
中国のオペラ《卓文君》や《四川の善人》に出演し、主要な役を務めた。国家芸術基金、教育部人文社会科学計画プロジェクト、四川芸術基金など、複数のプロジェクトを主導・参加している。
古琴:鍾鈺婷
中国広東省潮州市出身、北京の清華大学中国語学部博士課程学生、東京大学東洋文化研究所訪問研究員、清華大学古琴研究会副会長であり、そのレパートリーは第10回、第11回中国大学生古琴演奏会に選ばれているほか、「古琴徽位產生の年代について」を『中央音楽学院学报』、『中国音楽』など中国の重要な定期刊行物に発表している。
川劇:王行恒
2016年12月、中国四川省生まれ。7歳より四川の「川劇」の名家である補強氏に師事し、「変面」を学ぶ。2024年9月、母である王文と共に東京に移り、現在は文京区内の小学校に通学中。