【日時】2022年12月10日(土)13:00~15:00
【場所】おおくすハウス(徳島県三好郡東みよし町加茂1411−1)
Zoom こちらよりお入りください。
【言語】日本語
【概要】
中国音楽史に関する研究は、フィールドワークを中心として演奏形態や伝承について明らかにする方法のほか、報告者のように、思想史あるいは中国哲学として研究する方法もある。中国の音楽が、古くから経学、すなわち儒学の学問として扱われてきたことに鑑みれば、それは哲学なのかもしれない。しかし同時に、中国の音楽を語る際、民間で親しまれ演奏され続けてきた「俗楽」の存在は無視できない。このように捉えれば中国音楽史は必然的に「民俗×哲学」の視点で研究されるべきものなのだ。本報告ではこのような中国音楽史のあり方を、いくつかの思想家の言説とともに紹介する。
【報告者】
田中 有紀(東洋文化研究所)
【コメンテーター】
柳 幹康(東洋文化研究所)
【司会】
山 泰幸(関西学院大学)
“朝向世界的日本哲学”系列讲座 第10讲
ダリン・テネフ氏講演会
Phantasmata、あるいは物質の即興