日時: 2022年11月17日(木)14時~16時
会場:オンライン(Zoomミーティング)
申込方法:登録フォーム ( https://forms.gle/jd6bioS9fMS6g47g7) より、11月16日正午までにお申し込みください。11月17日正午までにZoom入室用URLをお送りいたします。
題目:沖縄近現代思想史を考える——誰が「主体」を必要とするのか?
発表者:崎濱紗奈 (東京大学東洋文化研究所・特任助教)
司会・コメンテーター:田中有紀(東京大学東洋文化研究所・准教授)
使用言語:日本語
要旨:
1879年のいわゆる「琉球処分」によって琉球王国(のちに琉球藩)が廃され沖縄縣が誕生して以来、「沖縄」と呼ばれる地域においては、さまざまな方法で「主体」を構築する試みが行われてきた。「沖縄」という「主体」を立ち上げる際に参照されてきた「他者」は、「日本」「アメリカ」「アジア」など、その時代状況に応じて変化してきた。
本発表では、幾人かの思想家のテクストを参照しながら、沖縄においてどのように「主体」が構想されてきたのかについて、思想史的アプローチから考察を行う。
主催:東京大学東洋文化研究所
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崎濱氏著書『伊波普猷の政治と哲学 日琉同祖論再読』ご紹介ページはこちら
“朝向世界的日本哲学”系列讲座 第8讲
2022(令和4)年度 哲学論集研究会