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第5回 EAA「民俗学×哲学」研究会
語り継ぐことと、「無縁の縁」 ~福岡県筑豊における炭鉱の語り継ぎを題材に~

第5回 EAA「民俗学×哲学」研究会 語り継ぐことと、「無縁の縁」 ~福岡県筑豊における炭鉱の語り継ぎを題材に~

【日時】2022年3月11日(金)13:00~14:30

【場所】Zoom
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【言語】日本語

【概要】

戦争や震災などの歴史的な体験をいかに継承するかという問題は、今日の社会的課題となっている。かつて日本最大の石炭産出地であった筑豊では、炭鉱労働者の体験を聞き、記録し、その生き方を継承しようとする様々な運動・実践が積み重ねられてきた。報告者は、こうした人々の実践に加わり、話を聞き、さらに独自に新たな聞き書きを自ら実践することで、積み重ねられてきた実践をさらに民俗学的な知として継承しようとしている。本報告では報告者のフィールドワークにおける経験を振り返ることで、他者の話を聞き、「語り継ぐ」ことによって形成されるつながりと知のあり方について問い直してみたい。

【報告者】
 川松あかり(総合文化研究科博士課程)

【コメンテーター】
 髙山花子(EAA特任助教)

【司会】
 張 政遠(総合文化研究科)

 

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