2021年、中国文学研究において新たな探究をしている三人の方を招き、中国文学研究が、どのような問題を論じ、いかなる方法を切り開いているのか、その射程はどこまで届くかを考えた。2022年もさらに問題を深めていきたい。今年は、近年中国のみならず世界で注目されている魯迅の「雑文」についての研究と、新たな方法論として話題を呼んでいる「社会史視野」について議論をしたい。
第一回では魯迅の雑文を取りあげる。中国人民大学文学院張潔宇教授を招き、近年の魯迅雑文に関する研究を概観した上で、「どうして魯迅の雑文を論じるのか」、「雑文と魯迅の現代文学観」、「魯迅雑文の芸術的特徴」の三つの話題について講演をしてもらう。関心をお持ちの皆さまの参加をお待ちしている。
「如何理解鲁迅杂文?」
講演者:張潔宇(中国人民大学文学院)
司会:鈴木将久
日時:2022年1月24日(月) 15:00〜17:00(日本時間)
開催方法:Zoom(事前登録制)
参加ご希望の方は、ポスターのQRコードまたは下記URLよりご登録をお願いいたします。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZMsc-mrqDIvEtW9Ib-DzhoErCrFObnNPYtd
言語:中国語
主催:東京大学東アジア藝文書院
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