フランスの哲学者・宗教社会学者であるラファエル・リオジエは、#MeToo運動をきっかけに男性としての居⼼地の悪さを覚え、『男性性の探究』を書き出した。彼が問題視するのは、⼥性の⾝体に向けられる男性の視線である。歴史的・社会的・⽂化的に培われてきたこの眼差しが、⼥性を客体化(objectiver)し「もの」(objet)として所有することを可能にしてきた。本討論会では、フランス、英⽶圏、⽇本における「男らしさ」にまつわる諸問題を扱いながら、現代社会にふさわしい男⼥関係の再編について議論を深める。
【日時】
2021 年7 月26 日(月)18:30~20:30
【場所】
Zoom ウェビナー ※要登録
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【言語】
日仏同時通訳 Japanese and French
【登壇者】
ラファエル・リオジエ
Prof. Raphaël LIOGIER エクス=アン=プロヴァンス政治学院教授
三牧聖子
Prof. MIMAKI Seiko 高崎経済大学准教授
清田隆之
Mr. KIYOTA Takayuki 文筆業/『さよなら、俺たち』著者
【司会】
小川公代
Prof. OGAWA Kimiyo 上智大学教授
【主催】
科学研究費補助金 基盤研究(A)「西洋社会における世俗の変容と「宗教的なもの」の再構成——学際的比較研究」
【共催】
東京大学東アジア藝文書院(EAA)
痛みの研究会
講談社BOOK倶楽部『男性性の探究』紹介ページはこちら
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※『男性性の探究』についての討論会は7月22日(木)にも開催します。ご参加ご希望の方は以下のリンクより、登録方法等、詳細をご覧ください。
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