緊急対談!苅谷剛彦×吉見俊哉
日本の大学はどうなる?コロナ渦中、コロナ後の課題とは?
【日時】
2020年6月9日(火) 19:30~21:30
【場所】
テレビ会議システムzoomによるオンライン開催
*参加登録方法、およびイベント詳細は以下のURLをご確認ください。
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/special/kariya-yoshimi/
【要旨】
いま、このコロナ禍によって、大学が本来持つ機能の中で、とりわけ重要なもの――人と人とが実際に同じ時間と場所を共有しつつ行う知の交流――が失われつつあります。リモート授業が長期化し、キャンパス内のコミュニティの構築も難しくなっています。知の蓄積も新たな価値の創造も大きく後退しようとしている中で、改めて大学の役割が問い直されようとしています。9月入学の議論も盛んですが、問題はそこだけにあるのではありません。このまま何も対策を講じなければ、日本の大学はますます苦境に立たされることでしょう。
コロナウィルスの感染拡大によって、日本の大学はどのような影響を受けるのか、そして真の課題はどこにあるのか。さらに今後、大学が取るべき対策について、『大学はもう死んでいる? トップユニバーシティーからの問題提起』を上梓したオックスフォード大学の苅谷剛彦教授と東京大学の吉見俊哉教授が議論します。
東京カレッジ講演会「朝貢圏最後の盛会」
東京カレッジ・ワークショップ「コロナ危機を文化で考える―アイデンティティ、言語、歴史―」