春を迎えた東京にて、香港、福島、長野が地元の四名をパネラーに迎え、〈故郷とその喪失〉をめぐるシンポジウムを開催いたします。後半は、千葉ニュータウンや埼玉の田園で育った二人が加わり、転勤族だった塩谷賢さんもフロアから喧々諤々の議論に参加、石牟礼道子『苦海浄土』や九鬼哲学にかんする研究発表が行なわれます。
ご参加の方は、メールにて下記メンバーまでご連絡くださいませ。(懇親会も予定されています。)
第22回・シンポジウム 香港、福島、水俣、その思索的巡礼(発表順)
張政遠「アフターマス巡礼」
馬場智一「故郷喪失訴訟から考える〈ふるさと〉」
渡名喜庸哲「災後のしなやかさ:レジリエンス批判」
佐藤香織「〈離散〉を意味づける集合的記憶」
司会:横地徳広
□ 発表 11:30-12:30
□ パネラーとフロアによる自由討論 12:30-13:30
第23回・研究発表
横地徳広「苦海=苦界の生と無:芸術と表現」
司会:佐藤香織 コメント:宮田晃碩
□ 発表 13:30-14:00
□ コメントと自由討論 14:00-14:30
共催:東京大学東アジア藝文書院、哲学論集研究会(弘前大学西洋倫理思想史研究室)
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