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2024.12.26

【報告】「藤子・F・不二雄ミュージアム」見学

2024年1223日、教職員2名、リサーチアシスタント1名、ユース生2名の引率のもと、東アジア教養学演習を履修している北京大学からの留学生6名が、神奈川県川崎市にある藤子・F・不二雄ミュージアムを訪れた。日本だけでなく中国でも親しまれている『ドラえもん』の原画や、作者愛用の仕事机の再現を見学し、参加者は「科学と魔法」の世界に夢中になった。同時に、参加者たちは日本の漫画やアニメ文化を楽しみながら、より大きな課題を意識していた。それは、冷戦時代において、藤子・F・不二雄という日本の代表的な漫画家が、核を含む科学技術をどのように捉え、それと人類の未来がどのように絡み合っているのかということであった。さらに、前回の授業で観たフランスの映画監督クリス・マルケル(Chris Marker)のSF作品と比較し、科学技術の画期的な発展と人類の社会・未来に対する不安に対し、より深い認識を得ることが期待されている。

 

報告:銭俊華(EAAリサーチ・アシスタント)