101号館映像制作チームのその後の動きをお伝えする。
特記すべき件としては、5月14日に、今回の映像の撮影を依頼する古屋幸一氏と共に、駒場キャンパスのロケハンを行ったことが挙げられる。キャンパス内で撮影に適した場所を探索するとともに、撮影当日の進行や、映像を取り終えた後の編集の進め方などにつき、プロの目線から具体的な話を聴かせていただき、映像制作チームの認識がより具体化され、映像の構想と進行手続きの見通しがはっきりとしてきた。
試行的に、2分程度の特報映像を作成してみた。現在の駒場の風景や音の感じと、往時の一高について残されている資料とをどう組み合わせられるか、試みているものである。なるべく早いうちに、実際の特報映像をみなさまにお届けできるよう励みたい。
当プロジェクトで作成した映像は、いずこかの映画祭に出品したいと考えており、そのために、各映画祭の概要なども調べているところである。夢は大きく持ちたい。
この先、映像の構想をさらに広げていくとともに、作業面をより具体化、明確化させていくことになる。引き続き映像プロジェクトへのご支援を賜ることができれば幸いである。
報告:高原智史(EAAリサーチ・アシスタント)
撮影:古屋幸一(FOO)
【報告】International Conference “Reality and Fiction in Philosophy and Literature”
映像制作メモランダム(3)