こんにちは。髙山です。昨年11月に立ち上がり、各種資料調査と並行した7回のワークショップを経て、101号館映像制作チームは、実際の制作を本格的にはじめました。シナリオ制作やロケハンなどが進んでいます。今後アトランダムに作業経過を記してゆく予定です。
4月の出来事としては、2018年3月まで駒場に勤められていた生物の松田良一先生(現・東京理科大学)より、旧制第一高等学校の焼印の入った一高机、そして駒場寮で使われていた一高ベッドを寄贈いただきました。駒場寮廃寮時に松田先生がご自身で回収されたものだそうです。
松田良一氏寄贈の一高机。「第一高等学校」
3月の一高シンポジウムをきっかけにEAAの活動に気がついてくださり、こうやって貴重な資料をお譲りくださった松田良一先生には改めてお礼申し上げます。今後、一高関連の資料を集めて展示する夢がふくらんでいます。
当時の学生による日誌等の資料読解、現在も残っている101号館を含めた当時の建築に加え、こういった「モノ」にも視点を向けて、よく見ることができたら、そして撮ることができたら面白い気がしています。
報告:髙山花子(EAA特任助教)
写真撮影:立石はな(EAA特任研究員)
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