2023年6月5日、小柴ホールにてボン大学国際哲学研究センターと本学東洋文化研究所の協定締結式が挙行された。ミヒャエル・ホッホ氏(ボン大学学長)、中島隆博氏(東京大学東洋文化研究所所長/EAA学術顧問)によるスピーチが行われた後、両氏および石井剛氏(EAA院長)が協定書に署名した。また、締結式にはヘンドリック・ヴスト氏(ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州首相)ほか、30余名の関係者も同席した。
ボン大学国際哲学研究センターと東洋文化研究所および東アジア藝文書院との間では、マルクス・ガブリエル氏と中島氏との研究・教育交流を中心に、すでに強固な関係性が構築されてきた。今回の協定は、こうした結びつきをより確かな形で次世代に引き継いでいくためのものである。
式は終始和やかな雰囲気の中で進行し、両者の友情を確認し合う貴重な機会となった。
この協定が、今後両大学の血の通った暖かい交流の基盤となることを願う。
報告者:崎濱紗奈(EAA特任助教)
写真撮影:野久保雅嗣(東洋文化研究所)
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